1年草もしくは多年草。在来種のミツモトソウ P. cryptotaeniae に似ているが、茎下部にある葉が3出複葉ではなく、5小葉となる点で異なるようです。草丈は80cm程度になるようです。茎には褐色の剛毛がある。しかし、ないものもあるようです。花は直径1cm程度です。
ヨーロッパ~北アメリカが原産のようです。
半蔓性の低木。日当りのよい山地に生えます。全株に褐色の毛が密生しています。葉は革質で卵形~卵円形、長さ4.5~8cmくらい。花は枝先の総状花序に多数集まって咲く。ホウロクイチゴ R. sieboldii とクワノハイチゴ R. swihoei var. nesiotesの雑種とみなされているようです。
沖縄の固有種です。
撮影:2011.4.16 沖縄県名護市
カテゴリー:バラ科 Rosaceae キイチゴ属 Rubus
自生地は限られているようです。
今月の花-2012.2.9-2-2
2012年2月9日 22時55分
アリサンバライチゴ(阿里山薔薇苺) Rubus rosaefolius Smith var. formosanus Cardot
日当たりの良い低地の林縁に生育する常緑の小低木です。株全体に柔らかい毛が密生し、葉の両面にも毛が生えています。葉は互生し、奇数羽状複葉ですが、リュウキュウバライチゴ R. rosaefolius subsp. maximowiczii に比べ、小葉は卵状楕円形で幅広いようです。花は、直径が3cm程度で白色。果実は赤熟します。
与那国島、台湾に分布するようです。