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<日本の植物>
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西表島花紀行 H23-12
   〃     H24-1 
   〃     H24-2
石垣島・西表島花紀行 H24-6
石垣島・西表島花紀行H24-6.29~7.1
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素人の横好きでこのサイトをやっています。間違い、ご意見等有りましたら連絡ください。tsugu0619@yahoo.co.jp
今月の花-2017.1.30
アキノキリンソウ(秋の麒麟草) Solidago virgaurea L. subsp. asiatica (Nakai ex H.Hara) Kitam. ex H.Hara
   
キク Asteraceae アキノキリンソウ属 Solidago
 多年生草本、茎は短い根茎から群生し高さ15~70 cm、単立または分岐し、幼部には微毛がある。根葉は花時には消失し、卵形、長楕円形または披針形、長さ7~9 cm、鋭頭または鋭尖頭、くさび脚、内曲鋸歯縁または微凸状鋸歯縁、両面ともに微毛を有するかまたは下面は無毛またはやや無毛。葉柄は長さ2~7 cm、中葉および下葉では上方に翼を有する。頭花は径 12~15 mm、団状に密集するかまたは散房状に集る。総包は広い鐘形、長さ5~5.5 mm、幅 5 mm、包片はゆるく4列に瓦列し、外片は卵状披針形、鋭頭。痩果は無毛又は上方に微毛があり、冠毛は長さ3.5 mm。 各島。―日本(各地)、樺太、千島、朝鮮、中国、台湾、其他の東亜。なお基本種は痩果に毛が多く欧亜に広く分布する(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2011.1.16 沖縄県うるま市

撮影:2012.12.13 沖縄県うるま市

撮影:2012.12.13 沖縄県うるま市
 
撮影:2013.2.12 沖縄県うるま市

撮影:2011.11.26 沖縄県うるま市
                      撮影:2012.12.13 沖縄県うるま市

 沖縄では主に海岸線沿いで見られます。観賞用に栽培しても良さそうです。

今月の花-2017.1.23-2
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢) Veronica arvensis L.
   
オオバコ Labiatae(←ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae) クワガタソウ属 Veronica
 全株多少有毛の1年生草本;茎は下方で多少分岐し、高さ10~30 cm となる。葉は下部のものは有柄で対生し卵形~広卵形、長さ1~1.5 cm、鈍頭、切状鋭脚、各側3~5個の鈍鋸歯があり、上方のものはやゝ無柄で互生し披針形、小形でやゝ全縁または全縁となる。花は葉腋に単生し無柄、多数着生して頂生の穂状花序となり、小包は針状長楕円形、長さ2~5 mm、有毛、萼片は長楕円形~広楕円形、長さ果時4~5 mm、背面に粗毛を布き、花冠は4裂し碧色、平開せず萼よりやゝ短く、径4 mm位、雄芯は2個。果実は倒心形で長さ4 mm位、種子は倒卵形で扁平、長さ1 mm 位。各島。―欧州原産 (琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2012.2.15 沖縄県名護市

撮影:2014.5.30 沖縄県伊平屋島
 
撮影:2012.2.15 沖縄県名護市
撮影:2012.2.15 沖縄県名護市

 この時期には開花してないのかもしれません。

今月の花-2017.1.23-1
イヌノフグリ(犬の陰嚢) Veronica polita Fr.
   
オオバコ Labiatae(←ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae) クワガタソウ属 Veronica
 全株多少粗毛を有する2年生草本、茎は基部で分岐して平伏または斜上し長さ5~15 cm Iこ達する。葉は下方のものは対生し上方のものは互生、卵円形、長さ5~15 mm、やゝ鋭頭、広くさび脚~やゝ切頭、粗鈍鋸歯縁。葉柄は長さ1~5 mm。 花は葉腋に単生し、長さ5~10mmの小梗を有し、淡紅紫色、萼は4深裂し、長さ3 ~5 mm、花冠は4裂し、雄芯は2個。室果は扁倒心状腎形で白色短毛を密布し径4 mm、高さ2.5~3.5 mm位、種子は10~11個、倒卵形で淡褐色を呈し内面は深く凹入し、表面には一面に小突起がある。各島、路傍または畑地。―日本(北海道~九州)、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。
撮影:2011.4.5 福岡県平尾台

 沖縄県内ではまだ見たことがありませんが、咲いているとしたらこの時期ではと思い取り上げています。

今月の花-2019.1.22
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) Veronica persica Poir.
   
オオバコ Labiatae(←ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae) クワガタソウ属 Veronica
 全株多少軟毛を有する1年生草本、茎は下方で分岐し平伏または斜上し長さ20~40 cmに達する。葉は下方のものは対生またはやゝ対生し有柄、上部のものは短柄または無柄、葉身は卵形~広卵形、鋭頭または鈍頭、広くさび脚~切脚状、長さ1~2.5 cm、粗鋸歯縁。花は葉腋に単生して長梗を有し、小梗は細く長さ1.5~4 cm、萼は4裂し、裂片は卵形~楕円状披針形、長さ6~8 mmで縁毛があり、花冠は碧色で4裂し径8 mm位。室果は扁倒心形、幅5~8mm、先端には長さ2.5 mmの花柱を宿存し、種子は約10個、倒卵状楕円形で扁平、長さ1.5 mm位、表面にはしわが多い。喜界、沖縄、路傍や畑地にまれに見られる。―欧州原産(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2017.1.7 沖縄県読谷村

撮影:2017.1.7 沖縄県読谷村

撮影:2007.3.17 沖縄県名護市

撮影:2017.1.7 沖縄県読谷村
 
撮影:2017.1.7 沖縄県読谷村

撮影:2017.1.7 沖縄県読谷村
                        撮影:2017.1.7 沖縄県読谷村
 
 かわいらしい花が咲くのにかわいそうな名前です。そんなに似ていますかね?

今月の花-2017.1.19
ヒメジソ(姫紫蘇) Mosla dianthera (Hamilt.) Maxim.
   
シソ Labiatae イヌコウジュ属 Mosla
 1年生草本、茎は直立し方形、高さ20~60 cm、やゝ無毛で稜には下向性の毛がある。葉は菱形状くさび状漸尖脚、各側4~6個の鋸歯があり、上面は無毛またはほとんど無毛、下面は脈上に白粗毛を散生するほかは無毛、側脈は3対。総状花序は果時長さ4~7 cm、やゝ疎花、花軸はやゝ無毛、小梗は長さ1~2 mm で有毛、包は狭披針形、長さ小梗とほぼ同長、萼は長さ2~3 mm (果時 5mm)で外面には肋上に白粗毛を多少有し、花冠は2唇形で長さ4 mm位。分果は緑褐色、卵形、長さ1.5 mm位、表面には隆起した網眼がある。喜界、奄美、徳、沖永、沖縄、久米、石垣。―日本各地、朝鮮、満州、中国、台湾(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2011.9.26 沖縄県国頭村


撮影:2014.11.9 沖縄県国頭村

撮影:2014.11.9 沖縄県国頭村

撮影:2011.9.26 沖縄県国頭村
 
撮影:2011.9.26 沖縄県国頭村

撮影:2011.9.26 沖縄県国頭村
                                          撮影:2011.9.26 沖縄県国頭村

 ミゾコウジュとの比較のため掲載しました。しかし、沖縄本島にはイヌコウジュもあるようで混在してないか不安です。

今月の花-2017.1.18
ミゾコウジュ(溝香需、ユキミソウ) Salvia plebeia R.Br.
   
シソ Labiatae アキギリ属 Salvia
 全株短毛を有する1年生草本,茎は直立し、方形、分岐し、高さ30~60 cm。根生葉はロゼット状で長柄があり、長楕円形、鈍頭、上方の葉は往々卵形で鋭頭、鈍鋸歯縁、長さ3~7 cm、鋭脚~くさび脚、両面に細毛を疎生する。頂生の穂状花序は円錐花序状でほうき状、長さ8 ~1Ocm、輪散花は多数、萼は長さ2.5~3 mm (果時には4 mm)、上唇は全縁、下唇は鈍端に終る2歯があり、雄芯はきわめて小形、花冠は淡紫色で長さ4~5 mm。分果は楕円形で長さ0.8mm位。奄美、宮古、石垣。与那国。―日本(本州~九州)、朝鮮、台湾、中部~印度、マレーシア、,濠州(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2012.2.7 沖縄県西表島

撮影:2012.5.13 沖縄県石垣島
 
撮影:2012.1.8 沖縄県与那国島
撮影:2012.1.8 沖縄県与那国島 撮影:2012.2.7 沖縄県西表島    撮影:2012.1.8 沖縄県与那国島

 ヒメジソとの混乱が見られたので訂正致しました。

今月の花-2017.1.16
ヒメタムラソウ(姫田村草) Salvia pygmaea Matsum.
   
シソ科 Labiatae アキギリ属 Salvia 
 多年生草本、花茎は細く高さ10~20 cm。 葉はロゼット状に出て、長柄を有し、下葉は頭大2回羽状複生、長さ葉柄とともに5~15 cm、上葉はやゝ羽状中裂、頂小葉は倒卵形~倒披針形、長さ0.5~2.5 cm、くさび脚、疎欠刻状鈍鋸歯縁、小葉は有柄で倒卵状くさび形~倒披針状くさび形,鋭頭,疎歯牙縁または全縁,下面脈上には粗毛を散生する。輪散花序は総状,2~5花,5~15段,包は長楕円状線形~卵状長楕円形で小梗とほぼ同長またはやゝ短く、萼は果時3.5~4.5 mmで5歯を有し、上唇は3歯、下唇は上唇より長く2歯を有し、歯片は卵状披針形、鋭頭、長さ下唇で1.5 mm、花冠は帯紫白色、長さ4~5 mm、上唇は2裂し、下唇は3裂し。中裂片は側裂片より大きく微凹頭、雄芯と花柱は著しく抽出し、小梗は長さ1~2 mmm。小堅果は長楕円形でやゝ中裂片は側裂片より大きく微凹頭、雄芯と花柱は著しく抽出し、小梗は長さ1~2 mmm。小堅果は長楕円形でやゝ扁平、緑褐色で長さ1.5mm位。奄美、徳、沖縄、久米、石垣、西表。-固有(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2016.9.27 沖縄県国頭村

撮影:2011.2.18 沖縄県西表島

撮影:2011.1.9 沖縄県国頭村

撮影:2011.1.9 沖縄県国頭村
 
撮影:2011.7.11 沖縄県国頭村
                                                 撮影:20117.11 沖縄県国頭村
 
 渓流の岩の上などに生えてかわいい花を咲かせるので、踏みつけないように歩くのも一苦労します。

 
今月の花-2017.1.14
クニガミサンショウヅル(国頭山椒蔓) Elatostema suzukii T.Yamaz.(←Pellionia cuneata T.Suzuki)
   
イラクサ科 Asteraceae ウワバミソウ属(←サンショウ属 Pellionia)       準絶滅危惧(環境省)、絶滅危惧II類(沖縄県)
 多年生草本、茎は円く、直立し、長さ6~12 cm、基部は匍伏し根を下す。幼部ははじめ茎の1側に上向する伏毛があるがのちには無毛となる。葉は2列に配列し、短柄、歪状くさび形またはくさび状長楕円形、乾けば膜質、ほとんど無毛、鈍頭、中部以上に1~2個の鈍鋸歯があり、長さ3~35mm、幅5~15mm、上面は青緑色、下面は淡白色で脈上に伏毛を散生するかまたは無毛、3行脈、側脈は1~2対、葉柄は長さ1~2 mm。雄花序は有梗,頭状、径4~6 mm。 花梗は長さ1.5 mm位、包は船形で長さ2.5 mm位、小包は舌状で長さ1 mm。雄花は径3 mm (蕾時)。沖縄。-固有(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2013.2.20 沖縄県大宜味村

撮影:2012.2.25 沖縄県国頭村

撮影:2013.2.20 沖縄県大宜味村

撮影:2011.1.9 沖縄県大宜味村

撮影:2013.2.20 沖縄県大宜味村

撮影:2013.2.20 沖縄県大宜味村
 
撮影:2013.3.19 沖縄県国頭村

撮影:2013.2.20 沖縄県大宜味村

撮影:2013.2.20 沖縄県大宜味村
 
 やんばるの山の渓流の岩上などに生育しています。これからの時期に小さな小さな花を咲かせます。現在はウワバミソウ属に含まれるようになっています。

今月の花-2017.1.10
和名なし Veronia amygdalina Delile
   
キク科Asteraceae ショウジョウハグマ属 Vernonia
  樹高2~5mになる小灌木。しかし、高さは10m、幹は40cmにも達することもある。若い茎は繊毛を有する。茎は灰色がかった淡褐色。葉は楕円形ないし長楕円形、鋭頭、基部はくさび形、縁は荒く鋸歯がある。長さは20cm、幅は5cmに達することもある。葉裏にはわずかに繊毛を有する。花は乳白色で総状花序で付く。頭状花序は管状花が発達し、基部で合着した数個の鋭芯弁状の花弁が合着し、稲籾状の形となり、7~8個花の周縁部から突き出る。管状花の芯部からは先端が2列して反転した雌しべが突き出る。雌しべと子房には細毛を有する。総苞は繊毛を有し、鋭三角形をしており、総状に重なる。原産はアフリカ。




















 





撮影:2017.1.7 沖縄県うるま市

 英名はBitter leafと呼ばれ、アフリカではスープやスチューに入れるようです。抗炎症、抗かゆみにも効果があるようです。インターネットで検索をかけると、タワダギクで出てくることが多く、混乱が生じているようです。実際、私もタワダギクで整理してありました。植物の判定にはK君のお世話になりました。和名がないようなので、個人的にはキダチショウジョウハグマでもいいかと思っています(ちょっと行き過ぎです)。

今月の花-2017.1.8-3
ハマジンチョウ(浜沈丁) Myoporum bontioides (Siebold et Zucc.)A.Gray
  ゴマノハグサ科
Scrophulariaceae←ハマジンチョウ科 Myoporaceae  ハマジンチョウ属 Myoporum
                                                   絶滅危惧II類(環境省、沖縄県)
 海岸の湿地に生える高さ1~2m の常緑低木、茎は分岐し小枝は太い。葉は互生、倒披針形、鋭頭、漸尖脚、長さ6~12 cm、やゝ多肉質で厚く、側脈は不明。花は葉腋に1~3個、漏斗状、長さ2.5~3 cm、淡紅紫色、舷部は径 2 cm位で5深裂し2唇形、萼はほとんど5全裂し、裂片は狭卵状3角形、長さ4~6 mm、鋭尖頭。小梗は長さ1~1.5 cmで上方はやゝ太くなる。果実は球形、鋭尖頭、径1 cm 位。奄美、沖縄、石垣、西表。―日本(九州西南部、種子島)、台湾、南中国、印度支那(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市

撮影:2007.2.24 沖縄県宜野座村

撮影:2007.2.24 沖縄県宜野座村
 
撮影:2017.1.5 沖縄県南城市

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市
                       撮影:2007.2.24 沖縄県宜野座村
 
 
YListでは
Pentacoeliumになっていますが日本語訳がわからないのでMycoporum(ハマジンチョウ属)としています。どなたかご指導ください。

今月の花-2017.1.8-2
ヒイラギギク(柊菊) Pluchea indica (L.) Less.
   キク科
Asteraceae ヒイラギギク属 Pluchea
 分岐の多い直立性の亜低木で高さ1~2 mに達する。葉は倒卵状長楕円形~長楕円状楕円形、微凸状鋭頭または鈍頭、くさび脚、不規則な鋸歯縁、長さ1.5~4 cm、幅 1.7~2 cm、厚洋紙質、両面に縮れた微毛を散生する。頂生の複散房花序はやや有毛、長さ5~11 cm、花梗は長さ3~6 mm、頭花は多数で長さ5 mm 位、総包片は5列で、外側片は卵形で圧着し、鋭頭または鈍頭、内片は漸次長くなり、花は多数で淡紅紫色または淡紫色。痩果は小形、有肋;冠毛は白色で少数、長さ4 mm。 沖縄、栽培又は帰化。―台湾、南中国~印度、マレーシア(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市
 
撮影:2017.1.5 沖縄県南城市

撮影:2017.1.5 沖縄県南城市
                    撮影:2012.2.24 沖縄県南城市
 
 すでに花は終わっていましたが、沖縄にあるヒイラギギク属は2種だけなので掲載しました。

今月の花-2017.1.8-1
タワダギク(多和田菊) Pluchea odorata (L.) Cass.
   キク科
Asteraceae ヒイラギギク属 Pluchea
 高さ1~3 mの亜低木で若枝には白色の密短毛がある。葉は長楕円形~披針形、長さ6~18cm、幅 2~6 cmに達し、全縁または浅い牙歯を疎生し、下面は短毛を密布し帯白色であるが後にやや無毛となり、鋭頭~鋭尖頭、狭脚。葉柄は長さ2 cmに達する。頭花は多数で通常円形の大きな散房花序状となり、帯白色~帯淡紅色、花梗は密短毛を有する。総包は卵形~披針形で長さ5 mm 位、鋭頭、有毛。包は長さ1~5 mmで返曲し果時には淡黄斑を有する。花床は径3 mm。 雌花は極めて多数で長さ7 mm、3歯を有する。完全小花は不稔、約15個、長さ7 mm、5歯。痩果は暗色、長さ1 mm、上方に尖ったものを散生し、冠毛は長さ4 mmで帯白色。沖縄(戦後帰化)―北米(フロリダ)~南米北部(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2006.8.28 沖縄県宜野湾市


撮影:2006.8.28 沖縄県宜野湾市

撮影:2017.1.6 沖縄県恩納村
 
撮影:2006.8.28 沖縄県宜野湾市

撮影:2017.1.6 沖縄県恩納村

撮影:2017.1.6 沖縄県恩納村
 
撮影:2017.1.6 沖縄県恩納村

撮影:2017.1.6 沖縄県恩納村

撮影:207.1.4 沖縄県うるま市
        撮影:2017.1.6 沖縄県恩納村 
  
 葉には独特の香りがあり、葉裏には短毛が密生しているので厚ぼったく感じました。10年前には手の届かない川縁の石垣に生えていたので花の詳細が撮影できていません。今年の恩納村のものは道路沿いに生えているので花が楽しみです。

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