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素人の横好きでこのサイトをやっています。間違い、ご意見等有りましたら連絡ください。tsugu0619@yahoo.co.jp
今月の花-2016.6.23
シャシャンボ(小小坊) Vaccinium bracteatum Thunb.
   ツツジ科 Ericaceae  スノキ属 Vaccinium
 シャシャンボ (ナガバシャシャンボ,タイワンシャシャンボ) 高さ 2~5 mに達する小高木。葉は常緑、楕円形~倒披針形、長さ2.5~6 cm、幅1~2.5 cm、鋭尖頭、鋭脚または漸尖脚、上面は無毛または中肋下部に微毛があり、下面は無毛。葉柄は長さ 2~4 mmで無毛または上面に微毛がある。総状花序は小枝の上方の葉腋から出て長さ 3~7 cm、10数花をつけ微毛がある。包は披針形で長さ 5 mm内外で無毛または微毛を有し果時まで宿存する。小梗は長さ 2~5 mmで無毛または有毛,途中に 1~2 個の線状の小包がある。萼は倒円錐形で5歯を有し無毛または微毛を有し、歯片は3角形で長さ0.6 mm位。花冠は白色で細長いつぼ形、長さ 5~6 mm、径 3 mm位で外面は無毛または微毛がある。内面には中央部以下に長白毛がある。雄芯は10個、葯は長さ1.5 mm位で距はなく、花糸は葯の約半長で長白毛を密布する。子房は白毛を有する。液果は球形で黒紫色に熟し、径 5 mm位。硫黄鳥島、沖縄、久米、石垣、西表、尖閣。―日本(関東南部以西、四国、九州(宝島まで)、朝鮮南部、台湾、中国、印度支那、泰、ビルマ(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2016.6.21 沖縄県大宜味村

撮影:2016.6.21 沖縄県大宜味村

撮影:2016.6.21 沖縄県大宜味村

撮影:2016.6.21 沖縄県大宜味村
 
撮影:2016.6.20 沖縄県国頭村
                                                       撮影:2016.6.21 沖縄県大宜味村

 沖縄ではほとんど見ることが出来ません。しかし、この木の自生地には、胸高直径が30cm超、樹高も10mはあるような大木が数本あり、シャシャンボはツツジ科の中では大木になることを知ってはいましたがさすがにびっくりでした。350mm位のズームレンズでは役不足で、花の写真は拡大してあります。葉の裏面の中肋部分には小さな隆起がありました。

今月の花-2016.6.14
オオニワゼキショウ(大庭石菖) Sisyrinchium sp.
   アヤメ科
Iridaceae  ニワゼキショウ属 Sisyrinchium
 ニワゼキショウに似るが、草丈は20~40cmとニワゼキショウより高くなる。花梗も長い。しかし、花は逆に小さく、直径約1cm程度である。蒴果は球形でやや大きく5mm程度。帰化。北アメリカ原産。

撮影:2014.6.21 沖縄県国頭村

撮影:2015.6.13 沖縄県国頭村

撮影:2015.6.13 沖縄県国頭村
  撮影:2015.6.13 沖縄県国頭村
                     撮影:2015.6.13 沖縄県国頭村

 Y-List等にも記載がなく、学名が不明であるが S. iridifolium var. laxumS. graminoides Bickn.と記載したものが見受けられた。
今月の花-2016.6.13
キバナニワゼキショウ(黄花庭石菖) Sisyrinchium exile E.P.Bicknell
   アヤメ科
Iridaceae  ニワゼキショウ属 Sisyrinchium 
 ニワゼキショウに似るが、沖縄では、芝地の中に、よくニワゼキショウと混在して見られる。草丈は5~13cmのやや小型の多年草。花は2~5個、花被片は先鋭頭で、クリームがかった黄色。基部は濃褐色で、花被片を連ねると多角形になる。さらに、芯部は黄色を呈する。蒴果は球形で、径3mm程度、熟すると紫褐色になる。北米原産。

撮影:2016.6.10 沖縄県国頭村

撮影:2016.6.10 沖縄県国頭村

撮影:2014.6.2 沖縄県伊平屋島

撮影:2014.6.2 沖縄県伊平屋島
 
撮影:2014.5.11 沖縄県伊計島

撮影:2016.6.10 沖縄県国頭村

 沖縄には自生のアヤメ科の植物は、ほとんどないので、帰化の小さな花でもとても愛らしく感じる。

 
今月の花-2016.6.8
ニワゼキショウ(庭石菖) Sisyrinchium atlanticum Bicknell
   アヤメ科
Iridaceae  ニワゼキショウ属 Sisyrinchium   
 高さ20~30 cmに達する多年生草本、茎は扁平で幅1~2(3)mm、両側に狭翼を有し1~2個ある節部で多少膝折する。葉は線形で長さは通常茎の半長、幅 2~3 mm。 花梗は1~2個、通常短くて細い。仏炎包は往々側方に曲り、少し紫色を帯びる。内部の薄質の包はほぼ同長。外方のものは通常鋭頭、内方のものは鈍頭、通常長さ12~15 mm。 花は3~10個、青紫色、花被は長さ6~12 mm、室果は多少抽出した小梗上につき、色は暗色、多少長楕円形、長さ2~4.5 mm、沖縄。 ―北米原産で日本内地には広く帰化している。(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2007.5.4 沖縄県宜野湾市

撮影:2007.5.4 沖縄県宜野湾市
 
撮影:2007.5.19 沖縄県国頭村

撮影:2016.6.10 沖縄県国頭村
(茶色花)
 
撮影:20116.4.25 沖縄県北中城村(白花)
    撮影:2016.4.25 沖縄県北中城村(白花) 
  約半年ぶりのUPです。パソコンが立ち上がらなくなっていたので、購入したショップに持参したらハードディすくが破損していました。まだ、保証期間でしたので交換できたのですが、ソフトも導入し直しで時間がかかってしまいました。
追加:茶色ぽい花もありました。再追記:白花はセッカニワゼキショウというのだろうか?
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