ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
 
<日本の植物>
与那国島花紀行H24-1
西表島花紀行 H23-2
西表島花紀行 H23-12
   〃     H24-1 
   〃     H24-2
石垣島・西表島花紀行 H24-6
石垣島・西表島花紀行H24-6.29~7.1
広島花紀行 H24-4  
大分、熊本花紀行 H24-5 
長野花紀行 H24-7
ニカラグアの動植物 
    H24年-3月
オーストラリアの植物 
 
 
バックナンバー 
   H23年11月
       12月
   H24年 1月
        2月
        3月
        4月
        6月

       7月

        8月
       10月
       11月
       12月
   H25年 3月
        4月
        5月
        6月
        7月
        8月
        9月
       10月
       11月
       12月
  平成26年1月 
素人の横好きでこのサイトをやっています。間違い、ご意見等有りましたら連絡ください。tsugu0619@yahoo.co.jp
今月の花-2014.2.28-3
2014年2月28日 22時45分
イリオモテハイノキ(西表灰の木)Symplocos liukiuensis Matsum. var. iriomotensis Nagam.
    
ハイノキ科 Symplocaceae   ハイノキ属 Symylocos
 琉球植物誌には記載されていない種です。アオバナハイノキより葉も大きく、葉の先端はより長い尖頭形をしています。
講談社・Flora of Japanには記載があるようです(BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)より)。

撮影:2012.1.20 沖縄県西表島

撮影:2012.1.20 沖縄県西表島

撮影:2012.1.20 沖縄県西表島
                            撮影:2012.1.20 沖縄県西表島
 
 西表のT.Sさんに場所を教わり,撮影しましたが花はほぼ終わりの状況でした。花色は白でした。「Flora of Japan」 を購入できる経済状況ではないのでどなたか見せてもらえないでしょうか。現地では1月に見られる花ですが関連するので上げました。
 
今月の花-2014.2.28-2
2014年2月28日 21時45分
アオバナハイノキ(青花灰の木)(エラブハイノキ) Symplocos liukiuensis Matsum.
    
ハイノキ科 Symplocaceae   ハイノキ属 Symylocos
 常緑の小高木で全株無毛、 2年枝は紫褐色、1年枝は黄緑色で稜を有し径1~2mm。葉は薄革質、楕円状長楕円形、倒卵状楕円形~倒披針状長楕円形、まれに楕円形、短鋭尖頭、鋭尖脚、低い鈍鋸歯縁、長さ5~8 cm、幅1.5~4.3 cm、両面共に無毛、側脈は細く、細脈は不明または下面にときとしてやゝ見え、中肋は表面で凹む。腋生の総状花序は長さ 4~5 cm、 5~14花を基部付近から着生し、花軸は無毛または微毛を散生し、小包は早落性で広倒卵状楕円形をなし長さ5mm位、小花梗は長さ 2~6 mm、萼筒は倒円錐形で長さ1.5 mm位、花冠は長さ5mm位で径1 cm 位、 淡紫色、雄芯は長さ花冠とほぼ同長、葯は長さ1 mm位、花柱は長さ5 mm位。果実は狭卵状つぼ形で長さ7 mm 位、無毛。沖縄、 沖永。―固有(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2012.2.7 沖縄県西表島

撮影:2012.2.18 沖縄県名護市

撮影:2012.2.18 沖縄県名護市

撮影:2012.2.15 沖縄県名護市
 
撮影:2012.2.15 沖縄県名護市
                                                            撮影:2012.2.18 沖縄県名護市

 緑色の木々の中で、目の覚めるようなブルーの花が木一杯に咲いているのを見た時には、ウォーと叫んでしまいました。花の色にも個体差で濃淡があります。

今月の花-2014.2.28-1
2014年2月28日 21時40分
タイワンオガタマ(台湾招霊) Michelia compressa (Max.) Sarg. var. formosana Kanehira
    モクレン科 Magnnoliaceae   オガタマ属 Lepidagathis
 基本種に比べ葉柄はやや短く、葉は小さく(長さ5~8 cm、 幅2~3cm) 質はややうすく、下面は緑色で白味がない。石垣、西表,与那国。―台湾、比島(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2012.1.20 沖縄県西表島

撮影:2012.1.8 沖縄県与那国島
 
撮影:2012.1.20 沖縄県西表島
撮影:2012.1.7 沖縄県与那国島         撮影:2012.6.30 沖縄県西表島             撮影:2012.1.8 沖縄県与那国島

 与那国島では、道路沿いに垂れかかるように咲いていました。花の臭いも最高です。ネコの額ほどの我が家の庭にも、1本はほしい植物です。無理な話ですが。

今月の花-2014.2.27-2
2014年2月27日23時55分
オガタマノキ(招霊木) Michelia compressa (Max.) Sarg.
    モクレン科 Magnnoliaceae   オガタマ属 Lepidagathis
 常緑の高木で大きいものは高さ20m直径 1 mに達する。冬芽は1枚の芽鱗から なり光沢のある黄褐色の柔毛を布く。葉は倒卵状長楕円形~倒卵状楕円形、鋭尖頭鈍端、鋭脚、上面は深緑色で光沢があり、下面は帯青白色、両面ともに無毛、長さ8~14 cm、幅3~5 cm、 側脈は7~9対。葉柄は長さ1.5~3 cm、上面は有溝で密軟毛を布く。花は新葉の腋に生じ淡黄白色、径3cm位、芳香、花被片は12枚で倒披針形をなし長ち15~20mm、 雄芯は多数で長さ4 mm、葯は線形で長さ3mm、心皮は多数で褐毛を密布する。果実は集合し、果皮は厚くて肉質、種子は赤色の仮種皮に包まれ扁球形、長さ6~8 mm。奄美、 徳、沖縄。石垣、西表、与那国、―日本(本州中南部~九州) (琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。

撮影:2011.2.6 沖縄県市町村不明

撮影:2012.1.17 沖縄県大宜味村

撮影:2007.2.17 沖縄県西表島

撮影:2013.12.22 沖縄県国頭村
 
撮影:2013.12.22 沖縄県国頭村

撮影:2013.12.22 沖縄県国頭村

 過去の写真を眺めていたらオガタマノキが出てきました。撮影場所は不明ですが、当時は植物を始めたばかりで、植物名が記載差荒れていませんでした。もう少し近くできちっと撮して、花のにおいも嗅いでみたいです。沖縄ではなかなか見かけられません。

今月の花-2014.2.27-1
2014年2月27日23時30分
サルカケミカン(猿掛蜜柑) Toddalia asiatica(L.)Lam.
    ミカン科 Rutaceae   サルカケミカン属 Toddalia
 刺でよじ登る低木で茎には弯曲した鋭い刺がある。葉は3出、常緑、革質、 長楕円形、長さ5~8 cm、 両端はとがり、ほとんど無柄、微鈍鋸歯縁。花は単性、腋生、短い円錐花序、小形、萼は5裂し、花弁は5個で長楕円形、雄芯は5個。果実は球形、黄熟し、径5mm位、 3~5室、脂くさいが生食出来る。各島、海岸とくに隆起サンゴ礁地帯。―台湾、南中国~ 印度、セイロン、比島 (琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2011.2.5 沖縄県瀬底島

撮影:2012.1.4 沖縄県名護市

撮影:2007.5.12 沖縄県今帰仁村
 
撮影:2014.2.9 沖縄県伊平屋村
                              撮影:2006.6.25 沖縄県市町村不明

 2月に見られる花です。小さな緑白色の花をたくさんつけます。葉は柑橘系植物の香りがします。沖縄では樹皮が黄色染料として用いられるようです。果実をかじってみましたが舌を刺すような辛みががありました。