クロミノオキナワスズメウリ（黒実の沖縄雀瓜） Melothria liukiuensis Nakai 　　　 　ウリ科 Cucurbitaceae　　スズメウリ属 Ｍｅｌｏｔｈｒｉａ

高さ3〜5mに達する細い１年生蔓草、茎は細く径2mm位。葉は広卵円形または円心形で長さ幅共に5〜10 cm、粗い微鋸歯縁、鋭頭微凸端、乾けば帯黒色に変じ、上面はざらつき、下面は無毛。葉柄は長さ3cm位。雄花は長い花梗(2〜5 cm)の先端に多数傘形状につき、小花梗は細く長さ0.5〜1cm位。花は白色(後やゝ黄変)で径 7〜8 mm、裂片は卵形で鋭頭をなし長さ2〜3 mm。雌花は腋生の長い花梗上に少数つく。果実は広楕円形で長さ1.5〜2cm、暗緑色に熟する。種子は多数で倒卵状へら形、扁平、長さ4〜5 mm、幅 3 mm。 各島。―固有（琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用）。 撮影：2006.12.10　沖縄県国頭村 撮影：2011.1.1　沖縄県国頭村 撮影：2007.5.19　沖縄県国頭村 撮影：2007.3.17　沖縄県南城市 撮影：2007.2.10　沖縄県国頭村 　BGplants　和名-学名インデックス（YList)　http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_main.html では Zehneria guamensis (Merr.) Fosbergの学名で、ゼネリア属に分類されされていますが、「植物分類表 大場秀章 編著 アボック社」に沿いました。