多年生蔓草、根は分岐少く長大となる。巻ひげは2〜5岐する。葉は卵状心形または円心形、歯牙縁、掌状に7深裂し表面には初め短毛を散生し表面下に粒状の突起が潜在する。雄花序は長さ10〜20
cm、包は倒卵形または広卵形、長さ2〜2.5 cmで粗大な牙歯があり、萼裂片は広線形で長さ8〜12 mmとなり基部は拡大する。果実は卵円形で黄熟し、長さ9〜10
cm,、果肉は乾けば甘味がある。種子は卵形または楕円形で長さ11〜14 mmで淡黒褐色。奄美(北村による)―日本(北海道の奥尻島〜九州)。 母種チョウセンカラスウリは朝鮮、南満州、台湾、中国全土、印度支那に分布し種子の色は淡茶褐色を呈する。筆者はまだ琉球列島の標本を見たことがないがリュウキュウカラスウリの誤認ではないかと思う(琉球植物誌追加訂正版
初島住彦著から引用)。
撮影:2012.7.1 沖縄県石垣島 |
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撮影:2012.7.1 沖縄県石垣島 |
撮影:2012.7.1 沖縄県石垣島 |
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花は見てないので、もしかしてオオカラスウリが混在していたのかも知れません。
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