レブンアツモリソウ(礼文敦盛草) Cypripedium macranthos Sw. var. flavum Mandl..
     ラン科 Orchidaceae  アツモリソウ属 Cypripedium
   絶滅危惧IB類(環境省)
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 高さ15〜30cmの多年草。葉は3〜5枚で5〜15cmの長楕円形、先は尖り、互生する。基部は鞘状で茎を抱く。花の色は淡いクリーム色である。 花は茎先に1個つく。唇弁が大きな袋状をしていて、長さは3.5〜5cm程度。 側花弁は広い卵形をしていて、先は短く尖っている。 側花弁は広卵形で、先は尖っている。




撮影:2011.6.21 北海道礼文島

唇弁の袋が喉の張った野鳥のように見えてしまう。この袋は食虫植物の捕虫嚢のようにも見えるが、そうではなく、蜂が落ち込んでそこから脱出する際に受粉を助けるための構造のようである。